おすすめのインデックスファンド『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』【中編】

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この記事は、井上はじめさんの書籍「33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由」の紹介です。


前編では、世界の人口・GDPが拡大する限り、インデックス投資で資産を増やせるという話をしました。

この中編では、具体的な投資信託のはじめ方と、井上さんの簡単な運用ルールを紹介します。

  • どこで口座を開いていいか分からない
  • どの商品を買えばいいか分からない
  • どのタイミングで売ればいいか分からない


という方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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1. 毎月10万円を積み立てる


サラリーマンができる世界経済の投資は、投資信託の積立運用がいいと著者の井上さんは言います。

なぜなら片手間でできて、かつ世界経済への分散投資ができるからです。

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世界経済の成長に合わせて、価値が上がりそうな投資信託という金融商品を選び、毎月購入し続けて積み立てていく。

さらに、ただ購入するのではなく、

  • 元手を作るためのお得な節約情報はとことん調べて実践する
  • 毎年自動で投資できる仕組みを作る


この2点を実践したそうです。

著者は社会人1年目の頃から約20万円の手取りを節約して毎月10万円で生活し、10万円分の投資信託を購入するということを淡々と続けています。

しかし、必ずしも毎月10万円と設定して溜める必要はないそうです。

自分が何を目指すかによって、毎月の積立額はそれぞれ人によって変わってくるからです。

投資信託の積立運用の良い点は、普段は投資のことを意識しなくていいという点にあります。

“毎月1日に一定額で同じ金融商品を購入し続ける”というルールをつくると、とてもシンプルに投資できる方法です。

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これは、お金が増えた減ったでメンタルを左右されがちな投資の世界において、大きなメリットとなります。

また、このシンプルな投資方法は、俗に“ドルコスト平均法”と呼ばれています。

実際、著者が積み立てを始めた当初は、リーマンショック直後であり、最初は資産を減らしていたそうです。

しかし、「景気は10年周期だ!」と自分を励まして淡々と投資をしていたそうです。

長期的にみれば世界経済は成長すると確信があったため、今はお買い得の時期に間違いないと考えたのです。

逆に、不況の時は株価が落ちるので、同じ10万円でも多くの株を買うことができます。

結果的には、毎月10万円を積み立てることは、リーマンショックのような未曾有の大不況に対して最も効果的な投資だったそうです。

購入する商品が安くなっているときにたくさん購入でき、高いときは少ししか購入できないというリスクを分散した理にかなった方法です。

 

2. 投資を始めるときの4つの壁


また、投資するには4つの壁と、3つのルールがあると言います。

woman climbing on ladder


4つの壁とは、

  1. どの証券口座を選べばいいのか分からないという「口座開設の壁」
  2. 証券口座にお金を入れるという「入金の壁」
  3. どの商品を選べばいいのかわからない「商品選択の壁」
  4. どうやって購入すればいいのか分からない「注文の壁」


です。1つずつみてきましょう。

 

口座開設の壁

1つ目の口座開設の壁については、SBI証券や楽天証券など、手数料がほとんどかからないネット証券を選びましょう。

証券会社の窓口で開設すると、証券会社の人件費などの無駄な手数料を払うことになるので、ネット証券一択です。

 

入金の壁

2つ目の入金の壁については、講座は特定口座(源泉あり)を選択して確定申告の手間を省き、さらに証券口座に毎月お金を自動で入金する仕組みを作ります。

銀行口座から毎月一定額で自動引き落としの設定するのです。

また、商品購入にあたっては、まずは税制優遇制度のNISAを利用しましょう。

 

商品選択の壁

3つ目の商品選択の壁は、著者は「三井住友TAM世界経済インデックスファンド」を選択すると良いと言っています。

世界株なら個人的には、「上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本」がおすすめです。

(日本経済は停滞・後退しており、日本の景気の影響をなるべく除きたいため。)

最後に4つ目の注文の壁については、何も考えず毎月自分に合った金額を購入するのみ。

インデックスファンドなら、金額指定で買い付けをすることができます。

 

3. 運用の3つのルール


次に、3つのルールについてです。

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この3つのルールとは、

  1. 記帳ルール
  2. 売却ルール
  3. 売却後の積み立てルール


です。それぞれ解説していきますね。

 

記帳ルール:運用成績を毎月1日に記録すること

積立額とその時点の資産評価を、月1回記録します。

具体的には、こちらの表のような感じです。

年月 積立金 評価額 損益
2020.01 100,000 98,000 -2,000
2020.02 200,000 210,000 10,000
2020.03 300,000 330,000 30,000
2020.04 400,000 460,000 60,000
2020.05 500,000

至ってシンプルな表ですね。

評価額や損益については各証券会社のアプリ等で自動算出してくれるので、転記するだけです。

 

売却ルール:売却のタイミングが来たらそれまで積み立てした分を全て売却

売却のタイミングは大きく2回あります。

  • 基準価格が右肩上がりしている時期で損益が+20%を超えた時
  • 基準価格が右肩下がりしている時期は絶対に売却せず、積立購入を継続し、その後損益が+100%超えた時

です。

まず、基準価格が右肩上がりしている時期は、損益が+20%を超えた時ですが、

+20%で利益を確定させる理由は、小さな成功体験を積むことで投資を続けるモチベーションにするためです。

+20%まで増えていないのであれば、誤差範囲でそこから上がったり下がったりしても一喜一憂しないことが重要です。

20%分利益が出たら、ルールに従って売却し利益を確定させてしまいましょう。

1 U.S.A dollar banknotes


その後は、また一から購入を始めます。

では2つ目の売却のタイミング、基準価格が右肩下がりしている時期は絶対に売却せず、積立購入を継続しその後損益が+100%を超えた時はどうでしょう。

こちらはリーマンショックやコロナなど景気が落ち込んで基準価格が下がり続けたら、次の売却タイミングは+100%以上の利益が来るまで待つという方法です。

リーマンショックやコロナぐらいの不況が来ないと、損益が-20%を超えることはまずありません

また、リーマンショックやコロナという時期を乗り越えた後でなければ、この2番目のタイミングは訪れません。

基準価格が20%割り込むぐらいの時は、割安にたくさんの株を購入できます。

こういう時期は、バーゲンセール中くらいに思っておいたほうが良いそうです。

その後、景気がV字回復したら、それまで割安で購入していた分、一気に自分の資産が爆発的に増える未来が待っています。

 

話が長くなってきたので、少し難しい3つ目のルール、売却益の運用方法は後編で解説していきます。

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