5分で学ぶ『7つの習慣』【後編】(長期的に成功するための原則)

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この記事では、スティーブン・コヴィーさんの大ベストセラー「7つの習慣〜人格主義の回復〜」を紹介します。

本書は、

  • 自分の人生を、自らの手で良くしたい
  • 人として成長したい
  • より良い習慣を作りたい

という方に、おすすめです。

前編では、真の成功や永続的な幸福を得るためには “持続と成長” で必要であり、人格主義がそれを可能にすることを解説。

人格を磨くための「7つの習慣」のうち、第2の習慣まで紹介しました。

この後編では、第3の習慣からお届けします。

 

1. 最優先事項を優先する

black and white typewriter on green textile


第3の習慣
は、第1の習慣、第2の習慣を実践し、個人としての結果を得るための習慣になります。

それは、

自分のゴールに近づけることを、最優先に行動する

ということです。

自分の行動を決める要因は、緊急度と重要度の2つがあります。

重要な用事は、自分をゴールに近づけるもの。

それに対して、重要でない緊急の用事というのもよくありますよね。

例えば、電話携帯の着信。

それがどこかの業者の営業だと分かると、なんだよ!と思ったりすることありませんか?

このように、優先するべきでない緊急の用事ばかりに支配されると、あなたはゴールに近づけなくなってしまいます。

多くの人が陥るのは、日々の時間の90%を緊急の用事に支配される状況。

そしてそれに疲れ切って、残り10%は重要でも緊急でもない時間、例えばスマホゲームなどに使ってしまいます。

この問題は重要なのか、緊急なのかをしっかり分けることが重要です。

緊急 = 必ずしも重要ではないことを認識しましょう。

 

2. 他人には全面委任で結果を求める

man using smartphone on chair


一方で、自己投資など緊急ではないものの、長い目でみれば重要なこともありますよね?

それにこそ、時間を使っていくことが重要だと著者は言います。

効率的にゴールに到達するためには、時間が限られる以上、他の用事がいくら緊急に見えても「NO!」という場合も必要になるでしょう。

 

全面的に委任する

また、他人に委任することも大事です。

物事を達成するためには、

  • 自分の時間を使って実行するのか
  • 人に任せるのか

のどちらかしかありません。

よくあるのが、自分がやった方が早いから人に任せられない問題です。

しかし、人にうまく任せることが出来れば、効率は何倍にも上がります。

委任には、次の2つの種類があります。

  • 使い走りの委任
  • 全面的な委任

使い走りの委任は、細かく指示をしないといけません。

しかし、これでは効率的に物事を達成できませんよね。

それに対して全面的な委任は、手段ではなく結果を重視します。

手段を自由に選ばせ、結果に責任を持たせる委任。

これは、プロセスよりも結果を重視するということです。

 

3. 公的成功するための3つの習慣

two men facing each other while shake hands and smiling


ここからは、第4〜第6の習慣までを紹介します。

公的成功とは、周りの人も巻き込んで、みんなで成功することです。

この公的成功を果たすためには、まず私的成功を成し遂げる第1〜3の習慣を、先に身に付けておくことが必要になります。

まずは、第1〜3の習慣を頭に刻んだうえで、第4以降にトライしましょう。

 

第4の習慣:Win-Winを考える

第4の習慣は、「Win-Winを考える」です。

Win-Winとは、すべての人間関係において、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方・姿勢のことです。

何かを決めるとき、問題を解決するときに、お互いの利益になり、満足できる結果を目指すことになります。

ついついスピード感を求めて、お互い妥協してしまったり、どちらかが諦めて話を進めてしまったりといったことは、よくありますよね。

コヴィーさんは、Win-Einでは、自分だけのやり方でなく、相手側だけのやり方でもない、より良く、高いレベルの“第3の案の存在”を信じることが大切だと言います。

また、人格はWin-Winの土台であり、あらゆる人間関係の成功を築くための基礎となります。

man sitting beside woman looking at a contract on DocuSign


Win-Winの根本には、全員が満足できる方法は十分にあるという考え方があり、一人勝ちのゼロサムゲームや、誰かが勝てば誰かが負けるようなものではないです。

双方にメリットがある解決策が見つからなければ、合意しないという選択肢もあります。

通常であれば、スピードを重視して、妥協した案でも進めたいと考えてがち。

そこを妥協せず、双方が最初に持っていた考え方を上回る素晴らしい解決策を生み出すこと。

実行するには厳しいですが、これがWin-Winです。

 

4. まずは理解に徹し、そして理解される

boy near white wooden shelf


続いて第5の習慣は、「まずは理解に徹し、そして理解される」です。

これは、相手を理解することに神経を集中させるということです。

多くの人は誰かと話しているとき、相手の話を理解しようと真剣に聞くどころか相手が話し終えた後のリアクションを考えながら聞いていると、コヴィーさんは言います。

私たちの聞く姿勢のレベルは、

  1. 相手を無視して話を全く聞かない。
  2. 聞くふりをする。うんうんと相槌は渦が話の中身は全く耳に入っていない
  3. 選択的に聞く。話の部分部分だけを耳に入れる。3〜4歳くらいの子供と会話するときなどに多い
  4. 注意して聞く。神経を集中して、相手が話すことに注意を払う。
  5. 相手の身になって聞く。共感による傾聴。

5つのレベルがあるそうです。

一番良いのは、もちろんレベル5です。

相手は自分が理解されていると感じた時に、初めてこの人を理解しようとするそうです。

まずは理解に徹する。

評価したり、処方したり、自分の考えを主張する前に、まずは理解するように努力すること。

これは、人と人とが力を合わせるために必要な習慣です。

お互いが理解し合えた時にWin-Winの道が開かれると、コヴィーさんは言います。

これも難易度高いですよね。

疲れている時や自分に余裕がないときは、適当に反応してしまいそうです。

コヴィーさんも、この第5の習慣が「7つの習慣」の中で、身につけるのが一番難しいと語っています。

 

5. シナジー(相乗効果)を作り、刃を研ぐ!

person walking holding brown leather bag


続いて第6の習慣、「シナジー(相乗効果)を作り出す」です。

シナジーとは、全体の合計が、個々の足し合わせよりも大きくなるということ。

1+1が3以上になるイメージです。

これは、Win-Winになるように、第1〜第5の習慣までで学んできた習慣で、シナジーに溢れた第3の案を見つけるということです。

シナジーの本質は、お互いの違いを認め、尊重し、自分の強みを伸ばし、弱いところは補うことで発揮されます。

それではいよいよ最後、成功の持続と成長のための1つの習慣です。

第7の習慣:刃を研げ

最後の第7の習慣は、「刃を研げ」です。

これは、あなた自身の価値を維持して、真の成功である“成功の継続と成長”に導くということです。

また、人間の形成には、以下の4つの側面があるそうです。

  • 肉体:運動、栄養、ストレス管理
  • 精神:価値観の明確化と改善、学習、瞑想
  • 知性:読書、計画立案
  • 社会性:コミュニケーション、奉仕

これらの側面のすべてを日頃から鍛え、バランスを考えて磨いていくのです。

そのためには、主体的に自己投資の時間を取る必要があります。

日々時間を奪われる緊急だけど重要じゃないもの、緊急でもなければ重要でもないものに費やす時間を削り、創出された時間を自己投資の時間にしましょう。

例えば、

  • 週に3〜6時間程度の運動をする
  • 自分の生きる軸となる本を読み返す
  • 瞑想する

普段の生活の中で人と接する際に第4〜第6の習慣を実践する。

といったことが挙げられます。

この第7の習慣は、自分の人生に対して長期的に実行することができる、最大の投資であると言えます。

 

以上で、7つ全ての習慣を紹介しました。

この記事では、まだまだ紹介できていない部分が多いので、ぜひ本書を一度手にとって読んでみてください。

 

 

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