5分で学ぶ『投資家みたいに生きろ』要約【前編】投資家になる方法(効率ばかり追うな)

green and white typewriter on black textile ハッとさせられる考え方・哲学

 

みなさんは、“投資”にどんなイメージがありますか?

この記事では、「投資家みたいに生きろ」を紹介します。著者の藤野英人さんは、投資家・ファンドマネージャー、投資信託「ひふみシリーズ」を運用するレオス・キャピタルワークスの代表でもある投資とお金のプロです。

この本は、投資家という職業になるための本ではありません。投資家みたいに生きるための本です。つまり投資家が当たり前に考えている思考を手に入れ、日々の習慣を変えること。ここで言う投資とは、お金でお金を増やす狭い意味ではなく、広い意味での投資です。

投資を藤野さんは、次のように定義します。いまこの瞬間にエネルギーを投入して、未来からお返しをいただく行為この記事では、投資家が持つ思考について取り上げて解説をしていきます。

さっそく中身をみていきましょう!

 

1. 日本人は2つのグループに分けられる

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日本人は、以下の2つのグループに分けられます。

  • 失望を最小化する人たち
  • 希望を最大化する人たち


このうち圧倒的に多数派なのが、失望を最小化する人たちです。
彼らは、将来にはどうせし失望が待っているという考え方をし、なるべく失望を少なく止めよう行動し、リスクを最小化する傾向があります。

  • 今いる会社は好きじゃないけど、転職したらもっとブラックな所に行くかもしれないから我慢する
  • 友達との付き合いを増やすと傷つくことがあるから、なるべく余計なことはしない、SNSもやらない

こういったマインドを持った人たちです。お金についても、貯めておけば何とかなるかもしれないと、不安にとりつかれて節約ばかりします。

 

その一方、少数派の希望を最大化する人たちは、将来は明るいし、挑戦した方が喜びは大きくなると前向きに考えられるグループ。このグループの人は、何もしないこともリスクだということを分かっているので変化を望み、自ら進んで動き希望を最大化するべく行動します。

あなたは、どちちのタイプでしょうか?

 

2. ゲームにチャレンジする人

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ここで、次の質問について考えてみてください。

コインを投げて、表が出れば1万円もらえます。しかし、裏が出れば5,000円を支払ってもらいます。勝負は1回きり。いかがでしょうか?

合理的に考えれば期待値は+2,500円になるので、チャレンジをした方が得ですよね。しかし、実際にはこの条件でゲームにチャレンジする人の方が少ないのです。人間は本能的に損失を回避したいという気持ちが、何かを得られるという気持ちよりも大きくなる偏りがあるからです。これは、「ファスト&スロー」で有名な、行動経済学者のダニエル・カーネマン博士の“プロスペクト理論”としても実証されていること。

↓ファスト&スローは、過去に当ブログでも取り上げました。

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どんどん経済衰退が進むこれからの日本では、希望を最大化する人たちと失望を最小化する人たち、つまり動く人と動かない人の格差はさらに広がっていくと言います。ところが、今日の日本では希望を最大化する人に対して、イタイ人だとか意識高い系と揶揄する人も多いのが現状です。これにより、チャレンジするのが怖い、恥ずかしいなどと社会全体の不活性化につながっていってしまいます。

 

3. 何もしないリスクが見えるか

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著者の藤野さんは、希望を最大化する人になろうと言っていますが、安易に企業や株式投資を勧めているわけではありません。例えば、今勤めている会社に不満があったとして、会社を辞めて起業するか、このままサラリーマンをするかという二択を考えてみましょう。

企業を選択するほうが正しいかというと、そうとは限りません。成功するかどうかわからないまま動くのは、明らかにリスクが高すぎます。リスクを取るということは、目を閉じてやみくもに飛び込むことではありません。目を見開いで直視し、ちゃんと考えて決断してチャレンジをすることです。

またこれからの時代、一生サラリーマンのままで過ごすこともハイリスクな決断になります。同じ会社で働き続け、その会社でだけ通用するスキルしか身につけていないからです。そのスキルだけのままで年をとると、他の会社に再雇用される可能性は限りなく低くなる。動くリスクがある一方、何もしないリスクが見えるかどうかリスクがゼロになるのを待つのではなく、リスクを下げる努力をしつつ、良いタイミングで挑戦をする。

 

後編では、賢い投資家マインドを身に付けるための、5つのエネルギーの投入方法について解説していきます。「投資家みたいに生きろ」が気になった方は、ぜひ手にとってみてください!

 

 

 

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