最近、“老けたな”と感じることありませんか?
この記事では、形成外科専門医・糸井由里恵さんの書籍「お医者さんが教える老けない習慣」を紹介します。
本書は、老化を感じ始めてからでも間に合う、髪や肌を若返らせる方法について、日々の生活習慣の見直しをベースに教えてくれます。
高価な薬や医療に頼らない、若々しく健康的である方法を一緒に学んでいきましょう!
1. 医学的に正しく髪と肌を最高に若返らせる方法
みなさんは、年齢を重ねたことによって、
- フェイスラインがだぶついてきた
- 髪の毛が薄く、細くなってきた
- 肌がカサカサになってきた
- お腹や二の腕背中などに脂肪がついて、洋服がきつくなってきた
と感じていないでしょうか?
多くのエイジング世代が、若い頃にはなかった悩みを抱えています。しかし、年齢を理由に諦めたままでいると、気持ちまで落ち込んでしまい、人生が楽しくなくなってしまいます。
俳優や女優、あるいは身近にいる少し歳をとってもカッコイイと思える男性、綺麗だと思える女性を思い浮かべてみてください。
あなたも工夫次第で、彼らのようになることができます。「あの人は特別だから、私には無理」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
この先、私たちの寿命はどんどん延びていき、若いころに比べ歳をとって過ごす期間がどんどん長くなっていきます。
残りの人生を楽しく生きるのか、歳をとったからと諦めて過ごすのかは、あなたの人生の満足度を大きく左右します。歳を取ったからといって、落ち込んでいてはいけません。
老化を緩やかにする、スロー・エイジング
著者がすすめるのは、楽しく美しく 年齢を重ねられるように、老化のスピードできるだけ緩やかにする“スロー・エイジング”です。
このスロー・エイジングのポイントは、日常のあちこちにあります。
例えば、洗顔やシャンプーの方法を一つにしても、工夫の余地があります(方法はのちほど)。
また、日々の食習慣で食べるものと食べないものの選択肢、姿勢やちょっとした倒産など、普段何気なくやっていることに、ほんの少し意識を向けるだけで、若々しさを保つことができます。
毎日の小さな積み重ねによって、私たちは作られています。小さな習慣を変えることで、美しく年齢を重ねることができるのです。
必要なのは、医学的に正しい知識とちょっとした工夫。世の中には、ありとあらゆる美容法・健康法が存在していますが、美容グッズやサプリ、化粧品も多種多様で何を選んでいいのか分からない人も多いでしょう。
流行っているから、口コミが良いからといって、正しい医学的知識がないままに使うと、かえって肌や髪が荒れたり、体調が悪くなってしまったり、高い金額を払ったのに効果が全く得られないことも。
自分に合った美容法や化粧品を選べるようになるために、正しい知識を身につける必要があります。
歳を取ると起こる体の変化
例えば、老化について根本的なことを知り、体と心に起こる変化を知ることで、老化予防に躍起になることなく、正しく効率的かつ穏やかに対策を打つことができます。
まず老化によって私たちの顔と体はどのように変化していくのか、基本的な知識を押さえておきましょう。歳を取ると、あなたの身体には、以下のような変化が起こります。
- 筋肉量と体の抵抗力が低下する
- 太りやすく痩せにくくなる
- ホルモンの分泌量が低下する
- 消化機能視力などの感覚機能が低下する
- 血管が硬くなる免疫力が低下する
いかがでしょう?
歳を取ると体だけでなく、顔にも変化が起こります。
例えば、骨格が変化し顔がたるみます。また、脂肪組織が萎縮し、シワやたるみができます。皮膚に弾力がなくなります。これらが、あなたの体や顔に起こる老化現象です。
老化スピードには個人差がある
年齢とともにどう変わっていくのか、その老化スピードには個人差があります。そして、それは毎日の生活習慣の積み重ねによって生じます。
見た目や体の変化は、ある日突然起こるものではなく、小さな変化の積み重ねで起こるからです。
機械と同じように日々のメンテナンスと手入れを欠かさずに行っていれば、良い状態を長く保つことができるのです。
さらに、コツコツとメンテナンスしておけば、遺伝子のゲノム解析や幹細胞研究などが、今後さらに発展し、将来的に老化を食い止めることも可能になるかもしれません。
そのような期待を胸に、その時までできるだけ日々の生活習慣をちょっと工夫することによって、若々しく自分自身を保っていきましょう。
2. 正しいブラッシングで頭皮の気血行を促す
ここから具体的に、髪と肌をいつまでも若々しく保つための医学的に正しい習慣を紹介していきます。
年を重ねて、最も老化を感じやすい部分の1つは“髪”でしょう。
白髪や抜け毛、パサつきや広がりなど、わかりやすく髪の状態が変化していくにもかかわらず、化粧品のようにカバーできるアイテムがなく、もどかしい思いをしている人も多いはず。
しかし、髪こそ日々のケアをすることで、艶やボリュームが大きく変わってくると著者は言います。
逆に、髪のケアを怠ってしまうと途端に老けた印象になってしまうのが、エイジング世代の髪です。
髪のトラブルを解決するために、高価な育毛剤やシャンプーに手を出す人もいますが、まずは髪の毛の正しいケアを行ってからにしましょう。
実は、毛根は私たちが胎児の頃に作られて、その数は生涯にわたって変わることがないそうです。
新しい細胞を作り出す能力には変化し、加齢や栄養不足、頭皮の血行不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどさまざまな影響で、毛母細胞が弱くなってしまう。
すると生え方にばらつきが出たり、栄養のない細い髪になってしまったり、ヘアサイクルが乱れて、髪の毛が十分に成長しないまま抜け落ちてしまうこともあります。
毛母細胞を元気に保つ
髪の毛は、毛根にある毛母細胞と呼ばれる細胞が分裂し、その時に形成されるタンパク質が積み重なることで成長します。
髪が抜けてしまっても、毛母細胞が活動する限りは髪の毛はまた再生しますが、栄養不足などにより毛母細胞の元気がなくなってしまうと、
- 髪にツヤがなくなった
- 白髪が増えた
- ボリュームがなくなった
- 髪に元気がなくなった
などといった、さまざまな髪のトラブルが起きてしまうようになります。
正しいケアで頭皮を健康に保ち、髪にしっかりと栄養を与えても毛母細胞を元気にしてやることで、そういった髪のトラブルを改善することが分かっています。
まずやっていただきたいのは、ヘアケアの基本である正しいブラッシングです。
そもそも、ブラッシングをするという習慣があるでしょうか?
ブラッシングの習慣がある人は、1日に何回ぐらいブラッシングをしているのか考えてみてほしいです。朝髪を整える時だけしかやっていないのなら、もったいないと著者は言います。
なぜなら、ブラッシングは美しい髪を手に入れるための基本中の基本である、ツヤのある健康な髪に導くための第一歩だからです。
髪のトラブルは頭皮の血行不良によって引き起こされているからです。よく健康的に生きるためには血流が大事だと言われますよね。
それは血液によって、体の各細胞に酸素や私たちが、食事から摂取した栄養素が運ばれているからです。
髪の毛も全く同じで、髪の毛の毛母細胞にも血液によって酸素や栄養素が届けられています。
そのため、頭皮の血行が滞ってしまうと、毛母細胞にしっかりと栄養が届かず、育ちにくくなってしまいます。頭皮の血行をよくするために、ブラッシングが非常に効果的です。
ブラッシングでヘアサイクルを正常に保つ
ブラッシングは、頭皮に刺激を与えて血行を促すことで、髪のトラブルの改善に大きく役立ってくれます。
ブラシの毛先が頭皮を刺激することで、血行促進、頭皮環境の改善、抜け毛や薄毛を防ぐ効果が期待できます。
ほこりやフケ、抜け毛など、シャンプーでは取り除けなかった頭皮の汚れも、ブラッシングで取ることができます。
また、ブラッシングによって頭皮の脂分が髪の毛をコーティングすることで、髪の毛に ツヤも出てきます。
一方で、ブラッシングをすると髪の毛が抜けちゃうのでは?と心配する人もいるかと思いますが、安心してください。
ブラッシングで抜ける毛は、放っておいても自然に抜ける毛です。
ブラッシングの脱毛を気にするのではなく、ブラッシングで血行を促し、頭皮環境を整え、ヘアサイクルを正常に働かせることが大切です。
頭皮マッサージ用のブラシの選び方
では、頭皮マッサージ用のブラシは、どんなものがいいのでしょうか?
著者はピンの先が丸く、台座がクッションになっているもの(パドル型)なら、頭皮を傷つけることなくブラッシングできるため、本書ではおすすめしています。
そして、朝、シャンプー前、就寝前の合計3回ブラッシングを行いましょう。
その際、力を入れすぎず気持ち良い強さで行ってください。コツは最初に毛先の絡まりを取り、次に髪の生え際から後方へブラシを入れていくこと。最後に襟足から前方に向かってとかします。
ブラシを清潔に保つこともお忘れなく。
3. シャンプーはアミノ酸系で頻度を減らす、髪と肌の光老化を防ぐ
シャンプーはアミノ酸系で頻度を減らす
次は髪ケアで特に重要なシャンプーについて解説します。
髪を清潔に保つために、たくさんシャンプーをしている人もいるかもしれませんが、少し頻度を減らして2日に1回ぐらいにしてほしいと著者は言います。
シャンプーのし過ぎは、頭皮の乾燥を招き、結果としてかゆみが生じたり、角質の取れる量が増えてフケが目立つ原因になるからです。
シャンプーの頻度のほかにもう一つ気をつけてほしいのが、シャンプーの選び方です。
結論から言うと、アミノ酸系のシャンプーがオススメです。
アミノ酸系のシャンプーは、ある程度洗浄力を保ちながら、髪と頭皮にやさしいです。シャンプーボトルの成分表示を見ると、その上位に、
- ココイルグルタミン酸ナトリウム
- ココイルメフィルタウリン
- 硫酸ラウロイル
- メチルアラニン
- ラトリシウム
などの成分が書いてあれば、アミノ酸系のシャンプーです。購入の際にぜひ参考にしてください。
ちなみに、シャンプーの後の髪の乾かし方として、自然乾燥は絶対にやめてください。
自然乾燥してしまうと、パサつきやうねりの原因になりますし、頭皮が乾燥してフケや抜け毛、かゆみの原因になります。
また、濡れた髪をタオルでゴシゴシとこする人がいますが、頭皮や髪への刺激や摩擦を避けるため、これも絶対やめてほしいです。
タオルで髪を押さえたり、挟んだりしながら水分を吸い取るのがコツです。
ドライヤーは20cmほど離し、髪を持ち上げて根元から乾かしていきましょう。根元を乾かすことによって、髪がボリュームアップします。
髪と肌の光老化を防ぐ
肌が紫外線によってダメージを受けてしまうことは、多くの人が知っていることですが、実は肌だけでなく、頭皮や髪もダメージを受けます。
著者は、外出時は必ず帽子や日傘で、紫外線をブロックすることをすすめています。
頭皮の日焼け防止には、UVカットスプレーも有効です。UVカットスプレーした後に、ブラッシングをして、髪全体になじませるようにしましょう。
また、汗や水にも弱いため、日焼け止めと同様にこまめにつけることが必要です。
有名な話ですが、紫外線は肌をゴワつかせ、弾力を奪うとともに、シミやシワたるみなどを引き起こしてしまいます。
このような現象を、“光老化”と言います。
若い頃は特に紫外線に無防備に何の対策もしないまま、サーフィンやスティーン などのアウトドアスポーツをやってしまう人がいますが、そういう人は肌の老化が早く進んでしまうので要注意です。
加齢による老化よりも、光老化の方が肌に深刻なダメージを与えることが分かっています。
一方で、太陽の光を浴びることには、さまざまな健康上のメリットもあります。
例えば、免疫力の維持や体内時計の調節、ビタミンDの生成といった効果です。
1日に20分ほどは、日に当たった方がいいとも言われています。浴びすぎは厳禁なので20分程度を基準にしましょう。
4. 常にNO摩擦・NO刺激を意識する、寝る時の姿勢を変える
常にNO摩擦・NO刺激を意識する
肌には摩擦や刺激は厳禁です。洗顔をするときは、絶対にゴシゴシこすり洗いをしないことを意識しましょう。
肌の摩擦や刺激は、肌表面のバリアを傷つけ乾燥を引き起こしてしまいます。
また、顔を洗った後に肌に残った水分をタオルで拭き取る人が多いと思いますが、この時も摩擦には注意してください。
擦るのではなく、タオルを顔に優しく押し当てて水分を吸収させ、肌のダメージを防ぎます。
最近では、ふわふわで優しい肌触りが特徴の洗顔用のタオルも販売されています。
そして、タオルの清潔さにもこだわってください。使ったタオルには、雑菌が存在しているので、家族でタオルを共有するのはやめましょう。とにかく、いつでもNO摩擦・NO刺激を意識してください。
寝る時の姿勢を変える
日常の姿勢は、肌のシワやたるみの原因になります。
そのうち手っ取り早く変えられるのが、寝るときの姿勢。
ズバリいつも片方向で寝る癖がある人は、できるだけ仰向けで寝てほしいと著者は言います。
片方を向いて寝ることは、シワをつくる原因のひとつ。
いつも片方を向いて寝る癖がある人は、寝ている間に押し付けられた皮膚が圧迫されて、酸素の供給不足になったり、知らず知らずに寝具に摩擦を繰り返して、シワや色素沈着をつくってしまうなど、肌にさまざまなダメージを与えてしまいます。
日中の疲れを癒し、美肌へと導いてくれるはずの睡眠が、老化を進めることにもなるので、寝る時の姿勢には注意が必要です。
寝るときの姿勢に加えてもう一つ注意してほしいのは、スマホいじるときの姿勢です。
スマホをいじるときのようにうつむいて小さな画面を覗き込む姿勢でいると、見た目がだらしない印象になる上に、首にシワができる、頬が垂れる、二重顎になる、猫背になってした腹が出るなど全身のいたるところにシワやたるみを作る原因になります。
背筋を伸ばしてスマホを顔の前に持ってきて、いじるようにしましょう。
スマホを持つ手と体の間にもう一方の手を挟んで、軽く支えると猫背にならなくて済むのでオススメです。
5. メンタルの安定こそが老化を遠ざけ、本当の美しさにつながる
さて、いつまでも若々しく老けないためには、髪や肌といった外見を毎日コツコツとお手入れすることも非常に重要ですが、加えてメンタルの安定が大切です。
メンタルは目には見えないので、盲点になりがちですが、私たちの心と体は切っても切れない関係にあり、密接につながっています。
そのため、あなたがどれだけ髪や肌を整えて外見を磨いても、いつもイライラしていた、怒りっぽかったりすると、本当の美しさは手に入りません。
私たちのメンタルの状態は、如実に私たちの外見にも現れます。
また、気分が落ち込んでいたり、メンタルが不調だったら、外見の手入れをする元気すら失われてしまうので、肌や髪のケアもおろそかになってしまうでしょう。
40~60代 ぐらいは、心も体も乱れやすい時期。
ホルモン分泌量が不安定になり、体にガタが来始めて、どっぷり落ち込んでしまう人もいます。精神的に不安になってしまう人もいます。
よく中年の危機やミッドライフ・クライシスなどと言われるものです。
ミッドライフ・クライシスとは?
ミッドライフ・クライシスとは、人生の中盤を迎える40~50代の頃に、自分のこれまでの人生やアイデンティティについて問い、葛藤したり、不安を感じたりする時期のこと。
大人が迎える「第2の青春期」などとも言われます。
メンタルを崩してしまうと、体全体にガタがつきはじめ、当然外見も大きく老け込んでしまうことにつながります。
しかし、不安定さや身体のガタは、ホルモンのせいで私は大丈夫と前向きに思うことで、不安定さから抜け出すことができます。
まずは、中年期とか老いを感じやすい時期は、そもそもホルモンなどの影響によって不安定になりやすい時期だとあらかじめ知っておくことが重要です。
その上で、その不安定さや不安を取り除くために、何ができるのか考えていきましょう。
嬉しいこともストレスの原因になる
現代は、多くの人が何かしらのストレスを抱えて生きている時代です。ストレスに押しつぶされそうになっているのは、あなただけではありません。
仕事や人間関係、体調不良など、ネガティブなことだけでなく、結婚や子供の誕生など嬉しいこともストレスの原因になります。
ストレスが全くないと断言できる人はほとんどいないと思います。ストレスを感じていると気づいたら、しっかりとストレス発散方法を事前に用意しておくことが非常に重要になります。
なぜなら、ストレスがかかっているときは、何をするにも億劫になったり、簡単に言うと頭が悪くなっています。
ストレスがかかっているときに、ストレス解消法を探すのは効率が悪いです。またストレスがかかっている状態は、外部からの刺激に対して起こる緊張状態、非常事態とも言えます。
そんな時に対処できる武器をあらかじめ用意しておくことで、緊急事態にも速やかに対応することができます。
6. 自分の好きなことで緊張を緩める、不安を紙に書き出してみる
自分の好きなことで緊張を緩める
ストレスを解消するためには、自分の好きなことで緊張を緩めてあげることが一番だと、著者は言います。
例えば、運動が好きな人は身体を動かす、美味しいものを食べるのが好きな人は美味しいものを食べる、温泉やサウナが好きな人は温泉やサウナに直行する。
ストレスがかかっているときは、気持ちのシフトが難しいからこそ、ストレスから離れる手段をあらかじめ用意しておきましょう。
特に運動する、自然に触れるというのは、科学的にもストレス解消効果が認められています。
まだ自分なりのストレス解消法がない方は、とりあえず運動や自然に触れることをやってみても良いでしょう。
また、本書では不安に思うことを一つ一つ書き出していくことも、おすすめしています。
自分の仕事はいつまであるのか、日本の経済は将来どうなってしまうのか、高齢化社会はどこへ向かっていってしまうのか、老後の暮らしの心配や親の介護など、特に中年期は一度にたくさんの問題が押し寄せてくる時期でもあります。
不安を感じた時にしっかり考えてほしいことが、今抱えている不安は考えて答えが出ることかどうかです。
あなたにどうにかできることでしょうか。考えても答えが出ないものならば、ジタバタするのではなく、自然にまかせるくらい、おおらかな気持ちでいましょう 。
不安を紙に書き出してみる
不安に感じていることを、一つ一つ紙に書き出してみるのもおすすめです。そのリストの中には、対処できる不安もあるでしょう。
例えば、大地震が不安なら避難袋を用意しておく、老後のお金が心配なら今から投資の勉強を始めておく。
このように前向きに準備することで、あなたの不安はどんどん消え、頭の中が整理されスッキリする効果も期待できます。
紙に書き出すことに加えて、毎日必ず行うというルーティーンをいくつか持っておくことで、生活にリズムをつけることができ、心身のコンディションを整えることができます。
不安や悩みに襲われても、淡々と決められたルーティーンを実行することで、徐々に不安や悩みは落ち着きます。
特に朝の習慣があると、心身のコンディションを整えやすくなります。朝の散歩やストレッチなど、短い時間だけでも朝に運動できれば最高です。
最低でも、朝起きたら深呼吸を3回する、コップ1杯の水を飲むなど小さなことでもOKです。
その行動がスイッチとなり1日のスタートを切ることができます。また、朝の習慣化によって、体調の変化、その日のコンディションをつかみやすくもなります。
以上、糸井由里恵さんの書籍「お医者さんが教える老けない習慣」について紹介してきました。気になる方はぜひ手にとってみてください!