テレワーク(Work From Home)が当たり前になってきた昨今、もともと家で仕事をする環境を整えていなかったために、肩凝り、目疲れ、集中力不足といった弊害が出てきている人も多いと思います。
自室を持たない人は、ダイニングテーブルで仕事を続けたために、腰が崩壊したり、家族の物音で集中できなかったりと悩みも様々です。
この記事では筆者が取り入れているワークスペース周りの作業を快適にしてくれるアイテムを3種類紹介します。導入ハードルはそれぞれ異なりますが、ぜひ参考にしてみてください!
1. 他へは戻れないレベル!椅子をアーロン・チェアに変更
いきなり購入ハードル高いですが、これは仕方ない。長年使うならコスパのいい投資だと思ってぜひ取り入れて欲しいのが、ワークチェアの決定版、アーロンチェアです。
アーロンはイームズチェアなどで知られるアメリカを代表する家具ブランド、ハーマンミラー社のワークチェアの中でもハイエンドなクラスに当たります。
1994年に世に出て以来、一日の仕事を通して変化する様々な姿勢をサポートする最適な方法を常に考えてきた同社は、20年間にわたって培った技術力を人間工学に基づく新たな機能として付加し、2016年にリマスター版アーロンチェアとして刷新しました。
座面を傾けるより精密なチルトメカニズム、背骨を支える背面の圧力を調節可能なポスチャーフィットSL、座面の張りが場所によって異なる8Zペリクルサスペンションを備えた新アーロンチェアは、座る人のパフォーマンスをより高めてくれます。
その中で、私がすごいと思っている機能が、ポスチャーフィットSLと8Zペリクルサスペンションです。
ポスチャーフィットSL
胸部が開いて、骨盤が少し前傾している立った姿勢が身体が一番活性化している状態であるとすると、当然そのような状態で座るのが最適になります。
この考えに基づき、ポスチャーフィットSLが誕生しました。
調節可能な上下のパッドが仙骨を安定させ、脊柱の腰部を支えて、健康的な立ち姿勢を実現させます。
8Zペリクルサスペンション
さらに、革新的なエラストマーサスペンションであるペリクル(座面・背面の薄い膜)は、圧迫によって太ももと背中の血流を停滞させることを防ぎます。
この8Zペリクルは、それぞれ異なる張力を持つ8つのゾーンに分かれており、身体をしっかり支える張力が強いゾーンと、身体が多く触れる部分は柔軟で座る人を包み込むゾーンになっており、きめ細やかに座る人に快適さを提供します。
身長・体型によってサイズがA〜Cまであるので、以下のサイズ表を参考にご自身に合ったものを選んでいただければと思います。
2. とりあえず大型モニターを浮かせよう!モニターアームを導入
ノートPC然り、デスクトップPCでさえ、何時間も使っていると腰が曲がってきたり、画面に顔を近づけすぎて目が凝り固まってしまったりはよくあると思います。そこでオススメしたいのがモニターアームです。
私は自宅のデスク周りをこんな感じで、Macbook Airを外部モニターに接続させて使っています。
ご覧のように、約32インチのモニターを浮かせています。モニターはViewSonicというメーカーの解像度2K(WQHD (2560×1440) )のVX3276-2K-MHD-7というモニターで既に廃番ですが、似た後継モデル(VX3276-2K-MHD-72)が3万円弱で売られています。
モニターアームで浮かせると、映像が空中に投影されているかのような見栄えになるので気に入っています。
使っているモニターアームはBESTEK社のBTSS01BKというアームで、こんな感じにモニターに向かって左側から吊っています。
27インチまでの対応となっていますが、32インチでも問題なく使えています。価格は3千円弱と安いながらも造りはしっかりしているので、必要十分です。
3. 小物にも気を配ろう!サイレントガジェットもろもろ
最後は作業に集中するための小物3つの紹介です。
ノイズキャンセリング・イヤホン
これは言わずもがな、集中の相棒です。
今更紹介するまでもないですが、中でもAppleのAirPodsProは鉄板かと思います。
自分なりの集中プレイリストを流してもいいですし、ノイズキャンセリングのみオンにして、なるべく無音状態に近づけるのもありです。私は以前の記事で紹介した、谷尻さんのプレイリストが作業のお供です。
サイレントキーボード
ここまでくると好みの問題ですが、キーボードもカタカタ音がするものでなく、押し込みが浅くかつしっかり押せる静音のものを選びたいものです。AppleのMagic Keyboardはクオリティが高いですし、Windowsであればロジクールのものを選んでおけば間違いないと思います。
静音マウス
どうせならマウスも静音にしちゃいましょう。オススメはキーボードと同じくロジクールの静音マウスです。
私の使っているM590GTは2台のパソコン間でカーソルを移動させたり、コピペしたりできる便利な「Logicool Flow機能」や専用ソフト「Logicool Options」を使用すれば、用途や好みに合わせてボタン割り当てのカスタマイズが可能。単三型乾電池1本でBluetooth接続できるので、ランニングコストが低いのもメリットです。
以上、私なりのテレワークを快適にしてくれるアイテムの紹介でした!