5分で学ぶ『ハーバードの研究員が教える脳が冴える33の習慣』要約(成果を出す方法)

man sight on white microscope 時代を生き抜く考え方・哲学

 

変わりたいけど変わるのが怖いと感じている人は、これからお伝えすることを実践すれば、脳の使い方が変わり人生が輝き始めます。

この記事では、川崎康彦さんの書籍「ハーバードの研究員が教える脳が冴える33の習慣」を紹介します。本書は、

  • なんとなく今の自分はイマイチだと感じている
  • もっと良い人生にしたいけれどどうしたらいいのかわからない

という方に、おすすめです。

 

著者はハーバード大学で研究員をしていましたが、小中学生の頃は勉強のレベルが中の下に届くかどうかの出来だったそうです。

しかし、あることがきっかけで意識がはっきり変わり、そこからの人生がうまくいったそうです。

本書は、そんな人生を変えるきっかけとなった習慣を教えてくれるので、頭を冴えさせたい方必見です。

それでは、さっそく中身をみていきましょう!

 

1. キーワードはありがとう

person holding Thanks card

 

脳が冴えると聞いて、どんなイメージを持ちますか?

ハーバードの研究所では、これまでの経験や思い込みにとらわれない、自由で柔軟な発想を最も重要視するそうです。なぜなら、どんなビジネスも研究も、最後は人から生まれた発想が鍵だからです。

脳に自由な発想をさせるには、それを妨げる脳のブロックを外す必要です。

その最初の取っ掛かりが、心をオープンにすることです。そのためには、“ありがとう”と感謝の言葉を口に出すことが、最も簡単で効果的だそうです。

 

そんなこと?と思うかもしれませんが、“ありがとう”という言葉は脳に作用して、これから起こることが良い方向になっていきます。

ハーバードの研究所には、愛情や感謝の言葉を照れなく伝える人が多いそうです。

愛情表現が苦手でシャイな日本人と国柄の違いもありますが、彼らはオープンな行動を通して、脳を自由な発想ができる状態に維持しています。

なぜ他人に愛情や感謝を伝えると、自由な発想ができるのでしょうか?

 

その秘密は、心がオープンである状態、オープンハートが関係しています。

人の脳はネガティブな感情に一旦縛られてしまうと、思考にブロックがかかり固定化されます。つまり、心を閉ざした状態。これは、脳には心が大きく動いた時のことを忘れない働きがあるからです。

過去のネガティブな感情から思考が固定化すると、脳へ情報伝達シナプスの働きがパターン化します。

その結果、これまでの経験や知識にとらわれ、新しい発想が生まれにくくなってしまうのです。

 

ありがとうと言ってみよう

オープンハートとは、この逆の状態。

脳のブロックを解放する最良の方法が、感謝の気持ちを持ち“ありがとう”を口にすることです。簡単そうに思えるかもしれませんが、思考が固まっているとなかなかできないもの。

ありがとうの言葉によって心がオープンになると、ワンパターンだったシナプスの働きが変わります。

だからこそ、思考を固まらせている過去の感情を、新しく感謝の感情に変えることで、相手に対してオープンハートの状態を作れます。

ありがとうという感謝の言葉が脳細胞と脳細胞、さらには新しく作られた脳細胞のスナップスをつなぎ、どんどん広がることで、独自のアイデアが生まれ、固定化した観念や信念から解放され、自分の素直な心に従って行動ができるようになります。

 

2. 感謝ゲームで発想力を磨く

woman in black tank top holding white smartphone

 

日常的に感謝の意を述べる習慣があれば、相手が誰であれ、すぐにありがとうと言えるようになります。ただし、会社の上司や同僚などには感謝の気持ちを伝えることができても、身近な人ほどおろそかになりがちです。

著者自身も、長年母にありがとうと言えなかったそうで、

  • 何かをしてくれて当たり前
  • わざわざ感謝の気持ちを伝えなくても、分かってくれている

という甘えの感情がそうさせます。

 

感謝ゲームとは

改めて、“ありがとう”と言うのは恥ずかしく、感謝の気持ちを表すのが苦手だったり、照れくさかったりする場合には、感謝ゲームをがおすすめです。

これは、著者がハーバードの研究所に在籍中、ミーティングなどで人が集まった際に儀式の一つとして行っていたそうです。

感謝ゲームは、次のように進めます。

  • ステップ1:近くに座っている同僚などで、2人以上集まって行う
  • ステップ2:いま自分が感謝している事柄について、順番に一つずつ挙げていく
  • ステップ3:これを2分間、なるべく考え込まず素早く続ける

 

このゲームをすると、感謝の気持ちを伝えることが苦手な人でも、自然とあらゆることに感謝できます。

これを習慣化することで周りの人との良好な関係になると、さらに感謝の気持ちが芽生え、感謝するチャンスが倍増する好循環が生まれます。

とはいえ、このゲームに付き合ってくれる同僚がいない、親しい人に改めて感謝の言葉をかけるのがどうしても恥ずかしい方の場合は、最初は一人でこっそりと感謝の気持ちを思いつくまま挙げても、同じような効果があるそうです。

ぜひ、試してみてください!

 

3. 考えるよりすぐ実行

black and yellow star print

 

ハーバードの研究者たちの輝かしい実績は、知識を大量にインプットし、アウトプットすることから生まれています。

こう聞くと、インプットする内容をまず吟味し、そこからアウトプットに移すという流れがイメージされるかもしれません。

ところが、インプットはアウトプットほど重要視していないそうです。

理由の一つとして、自分の経験から得た知識が思い込みになる可能性が高いからではないかと著者は言います。

ある程度インプット量が蓄積してからでは、もう遅い。

その知識を持っているがゆえにできないと判断し、未来の可能性を狭めることさえあるということです。

 

即アウトプット

知識という思い込みにとらわれずに、いかにアウトプットしていくか。

著者がハーバードにいた頃、コーディネート力に優れたボスたちと接した時に、彼らが共通して持っている大きな特徴があるそうです。

それは、インプットからアウトプットに移す時間がやたら短いこと。つまり、行動に移すまでの時間がとても迅速だったのです。

著者は、プロジェクトのボスから、「テレビを見ていて、こんな実験を思いついたんだが、やってみてはどうだろう?」とフランクにメールが送られてくることもあったそうです。

1%の可能性も無駄にしない姿勢の現れです。

 

このボスは、テレビを見ながら家族で団欒をしている時にも、常に実験のことにアンテナを張り巡らせていたのでしょう。それによって、研究現場ではない場所でのインプットが可能になり、さらにアウトプットを提案された同僚も、素早くそれに反応することで大きな成果が得られます。

もちろん、その提案通りに実験をしたとしても、結果が得られずに終わることもあります。しかし、インプットからの素早いアウトプットが、思いもよらない大きな発見の起爆剤になることも事実です。

 

また、アウトプットまでの時間を短くすることは、自分にとって欲しい成果が早く得られるメリットがあります。著者はメンターから、

「何かを知った時に、すぐに実行する人は伸びるが、先送りにしてしまう人は伸びない」

と言われたそうです。この言葉からも分かるように、何か情報やヒントを得たら、素早くアウトプットすることは、研究者に限らずどの分野の人でも成長の糧になるのではないでしょうか。

 

4. 失敗こそ成功への最短距離と考える

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失敗という言葉に、どんなイメージがありますか?

大半の人は、できることなら避けたいと思うでしょう。

しかし、著者がハーバードで聞いたのは、それとは全く反対のこと。失敗は大成功のきっかけになるポジティブなものとして、むしろ歓迎されていました。

また、失敗を失敗だと自覚せず、成功の過程だと認識している人が多かったそうです。そして、諦めずに繰り返していけば、今までの常識を覆すような大きな発見が必ず掴めるというのが、研究者の共通の見解でした。

元来、ワクワクするようなビッグプロジェクトには、うまくいかないことはつきもの。著者は、ハーバードで電気生理学の研究に取り組んでいましたが、実験の成功率は散々でした。

失敗しながら条件を少しずつ変えて、ようやく成功に導かれる時もあれば、失敗続きで終わってしまうことも。

しかし、根気よく続ける中で、大きな発見につなげることができたそうです。

 

脳のデータを書き換える

大きなプロジェクトの過程では、失敗は数限りない。それを乗り越えてこそ、成功につながる。失敗を見つけたら、成功をつかむために訪れた幸運だと捉えましょう。

思考のパターンを変えることで、脳は新たな回路を構築します。

これを繰り返すことで、「失敗 = 成功のチャンス」だと脳の中でデータを書き換えることにもつながります。

もちろん、同じ失敗を繰り返しているだけでは、成功のきっかけにはなりません。特に、ケアリスミスなどの防げる失敗を繰り返すのは時間の無駄です。

「確認の繰り返しによって、確信を得なさい」と著者はボスからよく言われたそうです。

 

失敗を繰り返さないメソッド

ここで、著者の同じ失敗を二度としないためのメソッドを紹介します。

それは、失敗の原因を5つ以上上げること。そして、失敗を防いだ研究プランを書き見える位置に貼ることです。

5つも原因を探すのは難しいかもしれませんが、次に同じ失敗を繰り返さないためには、徹底してミスをあぶり出していくことが重要です。

例えば、同じ実験で失敗した時にあげたのは、

温度、流速、酸素量、薬剤の濃度、測定単位の5つに間違いがあったことが考えられる。というように挙げました。

同時に、上司である教授や同僚後輩に失敗の原因は、どう考えられるか?と質問し、貴重な意見を得られることも少なくなかったそうです。

 

できる限り多くの原因を考えた方が、それを防ぐプランもより綿密になり、たとえ次にミスをしてしまったとしても段階の異なるミスになっているはずです。

人的ミスは誰でもありますが、原因から目をそらさずに追求していくことで、必ず克服できます。

 

今回紹介した、川崎康彦さんの書籍「ハーバードの研究員が教える脳が冴える33の習慣」について、まだまだ紹介できていない部分が多いです。おすすめの本ですので、ぜひ読んでみてください!

 

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