橘玲の思想が分かる、本要約まとめ(格差が広がる世界で生き延びる方法)

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みなさんは、橘玲(たちばなあきら)さんを知っていますか?

現代日本を生きづらいと悩んでいる方に向け、歯に衣着せぬ物言いで、救いの手を差し伸べてくれる書籍を多く出版されています。

当ブログでも、多くの書籍を取り上げてきましたが、この記事ではそれらをまとめて紹介していきます!

 

1. 言ってはいけない残酷すぎる真実

まず最初に取り上げるのは、橘さんの代表作とも言える「言ってはいけない残酷すぎる真実」です。

私たち人類は、生き延び、より多く遺伝子を残せるように進化してきたのであり、幸福になるために進化してきたのではない

ということを認識したうえで、日本に蔓延している「遺伝的な影響も努力や環境によって乗り越えられるはず」という暗黙のルールについて言及しています。

IQの遺伝率は77%、音楽才能の遺伝率が92%と努力で何とかなるレベルの話ではないことを受け入れ、能力が遺伝することは当たり前として、どうしていくか。

自分は何に向いていて、何に向いていないのかを見極め、人生を選択していくことで、上手く生きていくことを教えてくれる1冊です。

 

people walking on sidewalk during daytime

『言ってはいけない残酷すぎる真実』要約(努力はあきらめたほうがいい?)【橘玲の思想】

2. もっと言ってはいけない

「もっと言ってはいけない」は、言ってはいけないの続編として書かれた本です。

本書は、才能は遺伝的な優劣で大きく決まり、努力や環境ではほぼ克服できないことを前提に、精神疾患までもが遺伝によるという、さらに踏み込んだ話を展開していきます。

  • 統合失調症:82%
  • 双極性障害:83%
  • ADHD:80%

“あの子が授業参観で落ち着かないのは、親のしつけが悪いから”といった教育環境の問題とされがちな日本ですが、それはどうしようもないことだと温かい目で見てあげる心が必要なのかもしれません。

また、日本人の3分の1は日本語がまともに読めないなどの衝撃的なファクトも示しながら、そうした人たちでも今までは技能習得や無意識、直感までも頼りに、食いっぱぐれることなく働くことができました。

しかし、これからのAI時代においては、そうした職人気質の仕事はどんどんなくなります。

こうした格差をどう是正していくかの具体的な解決策は、まだ示されていません。

日本人のメンタルが弱い理由についても、花の蘭(ラン)を例に説明されているので、この部分も読み応えがあります。

 

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『もっと言ってはいけない』要約【前編】遺伝するのは才能や身体だけではない?(橘玲の思想)

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『もっと言ってはいけない』要約【後編】日本人は豆腐メンタルなのか?(橘玲の思想)

3. 残酷な世界で生き延びるためのたったひとつの方法

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この本は、才能や性格を遺伝的に説明した“言ってはいけない”シリーズを基に、実践的に生きていくための方法が書かれています。

著者は、遺伝的に学習能力が低いのであれば、アマゾンやGoogleなどのプラットフォーマーが提供しているサービスを活用しながら、学力テストでは測れない部分で勝負しよう!と言います。

実際に、有名なYouTuberがみんな高学歴ということはありませんよね?

ただし、ここには学力テストでは測れない適正があるので、その分野の才能があると思えても、あったかどうかは当たるまではっきりしません。

働いて安定した収入を得ながら、得意な分野や、やりたい活動を楽しく続けることが生き延びるためには必要になります。

 

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5分で学ぶ『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』要約【橘玲の思想】