【総集編】お金の知識が身につく本要約まとめ(お金とは何か? 投資、FIRE、稼ぐ方法)

person holding 100 euro bill 時代を生き抜く考え方・哲学

 

“お金”は常に私たちを惑わし、悩ませる厄介な存在ですよね。

当ブログでは、これまでお金の使い方やマインドセット、投資方法など様々な書籍を紹介してきました。この記事では、今までに紹介してきたそれらについて、簡単にまとめていきます。

おすすめの本ばかりなので、この機会にお金に対する多くの考え方に触れていただけたら幸いです!

 

1. 得する生活―お金持ちになる人の考え方

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5分で学ぶ、貨幣の本当の意味『得する生活 お金持ちになる人の考え方』要約【橘玲の思想】

橘玲さんの「得する生活―お金持ちになる人の考え方」は、単にお金儲けの方法が書かれているのではなく、“そもそも貨幣とは何なのか?”という話から解説されているため、お金について考え直すきっかけになる書籍です。

例えば、神様と貨幣は、実はよく似ています。お金と神様は同じであり、どちらも宗教。貨幣が価値を持つのは、誰もがそれを貨幣と信じて疑わないからですよね。

一万円札に価値があるのは、それが高価な紙で作られているからでも、作るのに一万円かかるからでもなく、単に私たちが“福沢諭吉の似顔絵が書かれた紙きれ”に、一万円の価値があると信じているからです。ただの紙切れに価値があるというのは、一種のホラ話。正直、石ころや貝殻でもOKです。

さらに現在では、銀行の預金通帳に打ち出された電子データの数字が、貨幣だと信じられています。大事なのは、貨幣の材質ではなく、実体のないものに価値を認める信仰心。貨幣経済とは、貨幣を神様と崇める宗教だと言えます。

 

関係資本について

他にも経済学には、関係資本という重要な概念もここで簡単に紹介します。よい関係資本を持つ人は、より多く収益を得る機会を獲得できる。関係資本とは、ビジネス上での人的ネットワークであり、富を生む源泉になります。

ビジネスであれ恋愛であれ、良い人間関係は信頼によって育まれます。他人の信頼を得るには、約束を守らなくてはいけませんよね。ビジネスにおいて、信頼とは一般的に裏切ることで失うものの多寡によって計測できます。

社会的に成功し、大きな資産を築き、仲間に恵まれた人は、今更他人を騙すことで得る少しの金よりも、それにより失うものが遥かに大きいため、自己の評判を維持するために積極的に約束を守ろうとします。

その他にも、クレジットカードの仕組みなど、目からウロコなお金の話が盛りだくさんです。本書「得する生活―お金持ちになる人の考え方」が気になる方は、ぜひ手にとってみてください!

 

2. MIND OVER MONEY

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賢いお金の使い方『MIND OVER MONEY』要約(貯金がないと頭が悪くなる?)

MIND OVER MONEY 193の心理研究で分かったお金に支配されない13の真実」は、お金に関する心理学や脳科学についての知識がないとで、人生で損することがたくさん書かれています。

例えば、貯金がないと、頭が悪くなります。なぜなら、お金がないことによる不安やストレスで、脳の前頭前野の機能が低下してしまうから。これは、数々の研究結果から分かっている事実です。

機能低下とは具体的に、IQの低下、判断力の低下、衝動的な行動が増える、などがあります。前頭前野は、やる気、集中力、記憶力、論理的思考、客観的思考、行動や感情のコントロール、コミュニケーション能力などを司る、とても大事な脳の部分です。

前頭前野が発達している人は、目先の利益よりも長期的な存続を考えて選択でき、社会的地位や経済的地位が高くなる傾向にあります。そのため、心の安定のための適度な貯金が必要なのです。

 

どれくらい貯金が必要か

では、どれくらい貯金があればいいのでしょうか? これについては、人それぞれで一概に答えはありません。なぜなら、どのくらいの貯金があれば安心できるのかは個人差があるから。自分にとっての適度な貯金のラインを見つけ、その貯金を確保しておくことになります。

このラインについては、自分にはどれくらいの生活費が必要か?が関係してくるので、生活コストを低く保つ方が有利になります。

そして、お金がないことの恐ろしいところは、悪循環に陥るということです。お金がないから頭が悪くなる、頭が悪いからもっとお金がなくなる。するとさらに頭が悪くなるという悪循環に。

著者はこのような悪循環によって、貧富の格差が大きくなってしまうと言います。より詳しくお金の心理学について知りたい方は、本書を読んでみてください!

 

3. DIE WITH ZERO (ダイウィズゼロ)

『DIE WITH ZERO (ダイウィズゼロ)』要約(お金と時間を賢く使い切って死ぬ)

ビル・パーキンスさんの著書「DIE WITH ZERO」は、お金の稼ぎ方や増やし方ではなく、お金の使い切り方をテーマとした、少し変わった本です。

タイトルのDIE WITH ZEROを日本語訳すると、“ゼロ死ぬ”という意味。必要以上のお金を貯め込むことを良しとせず、経済的な価値以上の本当の豊かさを追求することを目的とした内容なっています

本書に書かれている大切なこと自分が何をすれば幸せなのかを知りその経験に惜しまずお金を使うことまだ物心のつかない幼い頃に海外旅行に連れて行ってもらっても、アイスが美味しかった思い出くらいしか得られるものはありません

一方で、90歳の時に富士登山をしようとしても、楽しめるかは分かりませんタイミングが重要で時間とお金という限りある資源使うにふさわしい時期に使うことで私たちは豊かな人生を送れます

 

早い段階で経験に投資する

たいてい人生を豊かにする経験には時間とお金がかかるものですが若くて元気に満ちたうちならお金をかけなくても経験から大きな喜びを得られます

そして、得られた思い出は老後の時間を豊かにします。だからこそとにかく早い段階で経験に投資をするべきだというのが本書の主張です。

また、“ゼロで死ぬ” と聞くと、子供に何も残さないというのか?と思った方もいるかもしれません。著者はそうではなく、子どもに与えるべきお金を取り分けた上で、残りの自分のためのお金を生きているうちに使い切るべきだと言っています。

そして子どもには、あなたが死んだ時の遺産として財産を残すよりも、死ぬ前に財産を与えるべき。子供がお金を最も必要とするのは、一般的に26~35歳くらいで、それを過ぎるとお金の価値はどんどんと落ちていきます。

子供に財産を分け与えたいのなら、金額のことだけではなく、できる限り最適なタイミングを考えるべきなのです。死や衰えを意識した、お金の使い方についてもっと知りたい方は、ぜひ「DIE WITH ZERO」を手にとってみてください!

 

4. 投資家みたいに生きろ

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【藤野英人】『投資家みたいに生きろ』要約(投資のプロが教える!成功するための心理とは?)

藤野英人さんの「投資家みたいに生きろ」は、投資家になるための本ではありません。投資家みたいに生きるための本です。

つまり投資家が当たり前に考えている思考を手に入れ、日々の習慣を変えること。ここで言う投資とは、お金でお金を増やす狭い意味ではなく、広い意味での投資です。投資を藤野さんは、次のように定義します。

いまこの瞬間にエネルギーを投入して、未来からお返しをいただく行為

そのうえで、日本人は以下の2つのグループに分けられます。

  • 失望を最小化する人たち
  • 希望を最大化する人たち

このうち圧倒的に多数派なのが、失望を最小化する人たち。彼らは、将来にはどうせし失望が待っているという考え方をし、なるべく失望を少なく止めよう行動し、リスクを最小化する傾向があります。

著者の藤野さんは、希望を最大化する人になろうと言いますが、安易に企業や株式投資を勧めているわけではありません。

例えば、今勤めている会社に不満があったとして、会社を辞めて起業するか、このままサラリーマンをするかという二択を考えてみましょう。

 

起業を選択するほうが正しいかというと、そうとは限りません。成功するかどうかわからないまま動くのは、明らかにリスクが高すぎます。

リスクを取るということは、目を閉じてやみくもに飛び込むことではありません。目を見開いで直視し、ちゃんと考えて決断してチャレンジをすることです。動くリスクがある一方、何もしないリスクが見えるかどうか

リスクがゼロになるのを待つのではなく、リスクを下げる努力をしつつ、良いタイミングで挑戦をすることが大切です。

 

投資家マインドの5つのエネルギー

また、投資家マインドにおいては、次の5つのエネルギーの掛け算で成り立つと言います。

  • 主体性
  • 時間
  • お金
  • 決断

これらすべてが総動員されることで、エネルギーが大きくなり、未来からのリターンが最大化されます。投資家のように考えるために導入をするべき、エネルギーの中身について考えてきました。

これら5つのエネルギーを投入して未来からお返しいただく行為が投資であるというのが、藤野英人さんの考えです。より具体的な思考方法、実践するための習慣について知りたい方はぜひ本書「投資家みたいに生きろ」を手に取ってみてください!

 

5. 33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由

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インデックス投資で1億円貯める!『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』要約

井上はじめさんの書籍「33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由」は、普通に暮らしながら、いかにお金の不安から解放されるかの具体的な方法が書かれています。

33歳手取り22万円以下の一般的なサラリーマンが、1億円を貯めるまでのストーリーだということを念頭に、以下の具体的な3つの方法が取り上げられています。

  1. 全世界株式インデックスファンドに投資をする
  2. 投資信託の始め方
  3. 不動産投資で資産を築く

特に、お金を増やす方法の1つ目の、全世界株式インデックスファンドに投資することは、誰にでもできて高確率で増やすことができる方法。そして、これが著者の人生最大の発見だったと言っています。

なぜ、全世界株式インデックスファンドにコツコツ投資するという選択が取れたのか? それは、大学生のときに人生最大の発見、“人口が増え続ける限り、GDPは増える”ことに気づいたからです。

GDP(国内総生産)は、その国で1年間に稼がれたお金の総量。つまり、世界人口が増え続ける限り、世界で稼がれたお金の総量は増えるということ。

日本は人口が減っていてあまり実感が湧きませんが、世界という視点で見てみれば人口はずっと右肩上がりで増えています。その人口の増加に比例するように、世界のGDPもすごい勢いで増えていることが分かった著者は、2050年ごろには、人口が100億人に迫る勢いだということを知ったそうです。

 

毎月10万円積み立てる

この人生最大の発見、人口が増え続ける限りGDPは増えるということを信じて、著者は人生最大の決断をしました。それは、就職してから入ってくる給与のうち、生活費を除いて毎月10万円を30年間、合計3,600万円を積み立てること。就職後、給与が4倍になる可能性はほぼゼロ。

しかし、世界経済に投資できれば資産は4倍にできる可能性はあります。1985年から2015年までで世界のGDPは、5.7倍に増えていることからも、可能性はありそうですよね?

このように、井上さんは大学時代の人生最大の発見をし、新入社員になって6年間で800万円を積み立て、実際に2,000万円以上の資産を築いたのです。本書、井上はじめさんの「33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由」が気になった方は、ぜひ手にとってみてください!

 

6. 億を稼ぐ積み上げ力

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『億を稼ぐ積み上げ力』要約【自宅で楽して努力し続ける方法】マナブログ、YouTube、副業

実践的な経験に基づいた「億を稼ぐ積み上げ力」は、年収1億円を稼ぎだした30歳代のブロガー、YouTuberであるマナブさんの書籍です。私もブログを始める際は、マナブさんのYouTube動画やブログ(マナブログ)から多くを学びました。

22歳までは、読書経験ゼロだったそうです。そんなマナブさんの意識が変わったのは23歳の時で、このままじゃマズいと行動を開始し、そこから現在の成功に至っています。彼の収入の推移は、以下のとおりです。

2016年:月収5万円
2017年:月収20万円
2018年:月収300万円
2019年:年収1億円

これを見ると、ここ3年で収益が200倍ほどに増えていますね。ネットで稼ぐことが積み上げであること、続ければ倍々に収入が増えていくことが分かります。なぜ、マナブさんはこれまでに継続することができたのか。実はコツがあるのです。

 

最初の90日間が最もつらい

継続のポイントとして特に注目すべきは、最初の90日間が最もつらいことをあらかじめ知っておくことです。習慣化するまでのつらさの変化は、

0日から30日は、超ハード
31日から90日間は、かなりハード
91日から180日は、少しハード
181から300日は、割と大変

といった感じで変化していきます。しかし、300日を過ぎると余裕になってきて、700日を超える頃には“歯磨き”感覚になるそうです。、最大の失敗は、何もせずに過ごすことです。

何をしなくてもどうせ未来はやってくるし、サボってしまうとサボった分に見合うだけの後悔と罪悪感にさいなまれることになります。それなら、思いっきりチャレンジして失敗した方が成長できるし、“お得”なのです。

ブロガーを侮ることなかれ、本書は、実際にお金を稼いで結果を出している、マナブさんの実体験を読めるという、非常に有益なものです。興味を持たれた方はぜひ本書、マナブさんの「億を稼ぐ積み上げ力」を手に取ってみてください!

 

7. 勉強をお金に変える最強の法則50

green and white ceramic figurine

好きをお金に変える!『勉強をお金に変える最強の法則50』要約(モチベーションの保ち方)

千田琢哉(せんだたくや)さんの書籍「勉強をお金に変える最強の法則50」は、好きなことや勉強したことを、お金に変える工夫について教えてくれます。例えば、ライバルが真似できない、真似しにくい、真似したくない土俵を作ることについて。あなたが自分の選んだ土俵で勝ち残っていくためには、ライバルたちに、

  • 真似できない
  • 真似しにくい
  • 真似したくない

の、いずれかの感情を持たせる必要があります。

 

真似できない

相手の実力が桁違いだと感じた瞬間に生まれます。例えば、あなたが中堅私立大学の文系学部出身だったとします。これから勉強のやり方について、動画を発信しようとしているとしましょう。

その時に、同じ土俵で勝負している相手に、東大理3合格者がいた場合、その経歴については率直にかなわないとを感じるでしょう。これが、真似できないという感情です。

 

真似しにくい

相手の努力量が桁違いだと感じた瞬間に生まれます。例えば、勉強動画の発信について、同じ土俵で自分と似たようなレベルの大学学部出身者で、毎日30分の動画を既に千1,000本公開している人間を見つけたとします。このときには、やはり真似しにくいと感じるはずです。

 

真似したくない

相手の泥臭さに嫌悪感を感じた瞬間に生まれます。例えば、勉強動画の発信について、あなたの美学に反するド派手なパフォーマンスや、奇抜な服装で注目を浴びるというような参加者がいれば、同じ土俵で戦いたくないしマネしたくないと感じるはずです。

ここで紹介した3つの感情のうち、いずれかを生じさせることができれば競合の参入を阻止することができます。

つまり、戦わずして勝つことができるわけです。この3つは真似できない、マネしにくい、真似したくないの順番で難易度は下がっていきますが、難易度が下がる分だけ泥臭さを求められます。本当に簡単なものはないということです。

どれで勝負するかはあなたの実力と好み、そして覚悟次第だと言えるでしょう。千田琢哉(せんだたくや)さんの書籍「勉強をお金に変える最強の法則50」の内容をもっと知りたいと思った方は、ぜひ手にとって読んでみてください!

 

8. 貧乏はお金持ち

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5分で学ぶ『貧乏はお金持ち』要約【前編】脱サラ起業は間違い?副業は?(橘玲の思想)

橘玲さんの書籍「貧乏はお金持ち~雇われない生き方で格差社会を逆転する~」は、労働基準法で守られ雇用契約に縛られたサラリーマンに比べ、複数の人格を使い分けることができる“フリーエージェント(会社に雇われない生き方)”が不利な選択ではない!と主張します。

脱サラの成功率はあまり高くなく、一般に3割程度と言われています。これにはいろいろな理由がありますが、会社の財務状況を把握できず、余分な税金を払ったり高い利息でお金を借りていれば、あっという間に失敗してしまいますよね。

では、脱サラ以外に資本主義社会で生き抜くにはどうすればいいのでしょうか?

その一つの選択肢となるのが、“マイクロ法人”。1人で株式会社を設立した場合、株主と取締役が1人しかいません。もちろん、その株式会社を設立した本人です。また、会社は個人とは独立した法人としての人格を持っています。この1人のみの会社のことを、本書では“マイクロ法人”と言います。

 

法人格のメリット

最近では会社に雇われない生き方、“フリーエージェント”が一般化してきています。フリーエージェントの最下層は、派遣社員や非正規労働者。それらに対し上位には、プログラマーやコンサルタントなど、さまざまな分野で活躍している独立契約者がいます。

彼らは第二のマイクロソフトやGoogleを目指しているわけではありません。会社に所属するのではなく、自分自身が会社になる理由は、その方が圧倒的に有利だからです。

会社を作ることによって、個人とは異なるもう一つの人格、“法人格”が手に入ります。これにより、

  • 収入に対する税負担率が大幅に低くなる
  • まとまった資金を無税で運用できるようになる
  • 多額のお金をタダ同然の利息で、無担保で借りることができる


などのメリットを得ることができます。マイクロ法人化のメリットをより深く知りたい方は、本書「貧乏はお金持ち~雇われない生き方で格差社会を逆転する~」をぜひ手にとってみてください!

 

9. お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方

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5分で学ぶ『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』要約【橘玲の思想】

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」も、橘玲さんの書籍です。本書のタイトルにもある“黄金の羽根”を著者は、制度の歪みから構造的に発生する幸運。“手に入れたものに大きな利益をもたらすもの”と定義します。

著者が具体例として挙げるのが、2002年サッカーの日韓ワールドカップでのチケット争奪戦。当時、日本国内では1枚7,000円のチケットがネットオークションで20万円以上で売られていたり、スポンサーに山のようにはがきを送ってひたすら電話をかけたりする人もいました。

一方で、ほぼ全試合のチケットを手に入れ、全国の試合会場を巡って観戦している人もいました。彼らはどうやってチケットを手に入れたのでしょうか?

理由は単純で、海外販売分のチケットが大量に売れ残っていたのです。そしてこれをインターネット経由で、簡単に手に入れることができた。両者の違いは、それを知っているか否かだけでした。

知識社会では、“知っている”ということが強い武器となり、知識が持つ価値は絶大です。このことから、黄金の羽根は知識を持っている人に舞い降りるということが納得できるかと思います。

 

お金持ちになる方程式

では、お金持ちになるには何を知っていればいいのでしょうか?それは、次の方程式で表されます。

資産形成= (収入-支出)+(資産運用の運用利回り)

と誰もが知っているようなこの方法が、実のところお金持ちになる鉄則だったのです。世に出回っているお金持ちになる本は、利益を増やし、本業の収益力を向上させた上で、保有した資産を有効活用するという原理に基づいて書かれています。

そしてこの方程式を分解すると、

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 運用利回りを上げる

となります。著者は本書で、この方程式について具体的な10個のルールを上げています。その中で特出すべきは、利益の確保です。

これはお金持ちの方程式で言えば、(収入-支出)の収入の部分にあたります。なぜ、利益の確保が重要かというと、どんなに素晴らしい資産運用をしていても、収入から利益を得られなければすべて水の泡となるからです。

安定した利益確保が資産の形成、大きく言えばお金持ちになる第一歩になります。具体的な方法について、詳しく知りたい方はぜひ本書「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を手にとってみてください!

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