5分で学ぶ『医者が教えるサウナの教科書』要約(サウナの効果、整う理由、入り方を解説)

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この記事では、サウナーの間で話題の書籍「「医者が教えるサウナの教科書:ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?を紹介します。

本書は、仕事で成果が出せないと悩むビジネスパーソンに、サウナで問題対決へと導きます。著者の加藤容崇(かとう やすたか)さんは、サウナーと医師の二つの顔を持つ人物。そんな加藤さんのサウナについての知見を、具体例を交えながら深掘りしていきます。ぜひ、最後までご覧ください!

 

1. サウナに入ると仕事ができるようになる

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著者は、サウナに入ると仕事ができるようになると言います。これは、“サウナに入ると脳と体が整い、その結果仕事ができるようになる”ということです。脳に関して言えば、例えば常に脳を使っている多忙なビジネスパーソンがサウナに入ると、脳を強制的にオフにして休ませることができます。体はというと、サウナによって睡眠不足が改善されたり、肩こり・腰痛・眼精疲労が軽減されたりします。

効果はありそうだけど、なぜサウナに入るとこうした“ととのい”が起こるのでしょうか?

それは、サウナが人体にとって非日常的な危機的状況だからです。サウナは100度近い超高温状態。暑くて仕事のことを考える余裕なんてありません。脳はこの環境に対応することだけに集中するので、余計なことを考えなくなるのです。つまり強制的に思考停止にし、体はこの危機的状況に対し、自律神経・心拍・血流量・脳内ホルモンなどすべての力を総動員して環境に適応しようとします。この反応によって体内に目まぐるしい変化が起こり、体が整っていくのです。

 

こうして脳と体のコンディションがリセットされ整うことで、仕事のパフォーマンスが上がり、仕事ができるようになるんですね。また、整いの効果を証明するように、多くのビジネスエリートにサウナ好きが多いです。有名な方としては、Yahoo!  CEOの川邊健太郎(かわべけんたろう)さん。川邊さんは、千葉県の館山にプライベートさんが思っているほどサウナ好き。コクヨ株式会社のセールスエンジニア部長である川田直樹さんも、コクヨのサウナ部部長です。

ビジネスの第一線で活躍している人は、意外にもサウナ好きが多いです。サウナ好きで仕事の生産性が上がっているから、エリートでいられたとも言えるかもしれません。サウナで体を整えると最高のコンディションで仕事に臨めるので、成果を出すことができるということです。

 

2. サウナ効果はエビデンスだらけ

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サウナに入ることで身体が整い、仕事でパフォーマンスを発揮することができると分かりました。そこで欲しくなってくるのが、根拠となるエビデンスです。ここではエビデンスに基づき、脳と睡眠やの効果について解説します。

 

脳疲労が取れる

脳疲労の原因といわれるのがDMM(デフォルト・モード・ネットワーク)です。これはボーッとしている状態のことで、脳が意識的に活動していないときに働いてしまう脳回路のことです。この活動していない状態にあっても、脳は70~80%のエネルギーを消費していると言われます。

一方で、CEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)というものもあります。これはDMMとは真逆の状態で、集中して仕事を行っている時に活性化する脳回路。脳疲労を取るには、いかにDMMを使っている時の消費量を減らせるかにかかっています。

そこでサウナの登場です。サウナに入ると強制的にオフすることができるので、DMMの消費量を減らすことができるんです。結果として、脳がすっきりするということです。著者はサウナの醍醐味は、脳疲労が取れることと強く主張しています。

 

良質な睡眠を摂ることができる

サウナに入ることで深く眠ることができ、良質な睡眠が摂ることができます。著者独自の調査ですが、サウナに入った日とサウナに入らなかった日それぞれ5日間計測した結果、サウナに入った日の方が平均1.5倍深く眠れたという結果になりました。

サウナに入らなかった日は最初に訪れる深い睡眠の時間がたった49分だったのに対し、入った日は約2倍の94分になりました。近年の研究では睡眠は長さより深さの方が重要と言われ、命令の段階でどれだけ深い睡眠を得られるかによって睡眠の質が決まるのです。このようにサウナには脳疲労や睡眠などさまざまな改善効果があるというエビデンスがありました。

 

3. サウナには正しい入り方がある

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サウナの様々な効果がわかったところで、いよいよサウナの入り方です。サウナはただ入ればいいというわけではありません。なぜなら、入り方でそのパフォーマンスが変わるからです。やり方をざっくりまとめると、サウナ・水風呂・外気浴を3~4セットです。詳しくみていきましょう。

 

サウナ

まずサウナ室に入ったら、なるべくヒーターから離れ、あぐらか体育座りをします。ここで気になるのはサウナを出る時間です。一番確かな方法は、脈拍が平常時の2倍になったらサウナ室を出ること。著者を例にとると、平常時の脈拍数は50~60回。これが120回になったら、サウナを出ます。感覚的には軽いエクササイズと同程度の負荷が目安です。

 

水風呂

サウナ室から出たら、水風呂です。この水風呂こそが、心身のパフォーマンスを上げるのに必要なステップになります。まず、ぬるい水のシャワーで少し体を慣らしてから水に浸かりましょう。

この時オススメなのは、大きく息を吸い吐きながら入ることです。息を吐きながら入ると横隔膜が上がり、横隔膜によって押し出される腹部の血流量が減るので、心臓への負担も減ります。浸かる水温は、16~17度。上がる時間は脈が平常時に戻った時が目安です。

 

外気浴

最後はサウナの神髄とも呼ばれる、外気浴です。水風呂から上がったら、タオルで体を拭きます。横になるか椅子に座りましょう。時間は5~10分が目安で、足の末端が冷たく感じたら終了です。

ポイントは水風呂から出たら、速やかに外気浴をすること。なぜなら、整いのゴールデンタイムは水風呂後、約2分で終了してしまうからです。アドレナリンの血中半減期が2分と言われ、この間にリラックスしてゾーン状態に入ることができます。この貴重な2分を存分に楽しむためにも、水風呂から出たら速やかに外気浴へ移りましょう。

 

4. サウナ効果によって体内はいいことだらけになる

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最後はサウナに入ることで身体の中でどんな良い効果があるのかを説明します。それは心臓病と認知症についてです。

 

心臓病について

実はサウナに入ることで、血管の弾力性が増して心臓病のリスクが低下すると言われています。心疾患の原因は、動脈硬化。動脈硬化とは血管が硬くなることですが、本来血管はゴムのように弾力があります。

しかし動脈硬化が進むと、乾燥したマカロニのようにカチカチになってしまうのです。すると心臓の負担が増し、十分な血液が運ばれず、心疾患を起こします。サウナに入ることで自立神経が刺激され、血管が強制的に伸び縮みさせられ弾力性が増し、結果的に心臓病のリスクが低下するのです。

 

認知症について

毎日サウナに入る人は週1回以下の人に比べ、軽度の認知障害になるリスクが66%も低いという報告があります。脳はもともと細菌やウイルスが侵入しないように、脳血管の壁は隙間なく頑丈に作られています。その分、物質交換が起こりにくく認知症やアルツハイマー病の原因となる不要な物質も溜まりやすくなります。

しかしサウナに入ることで、物質の交換が促進され、不要なものが洗い流せ結果認知症になりにくくなるのです。このようにサウナに入ることで、体内では様々な良い変化が起こることが分かりましたね。脳も体もリフレッシュして更に健康になるなんて、もうサウナに入らない理由はないでしょう。

 

この記事では、「医者が教えるサウナの教科書:ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナで整えるのか?」の超重要なポイントのみ紹介してきました。より詳しい内容を知りたい方は、この機会にぜひ読んでみてください。

 

 

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