『世界の「頭のいい人」がやっていること』要約【前編】頭がよくなる方法とは(中野信子)

woman in white shirt using smartphone 時代を生き抜く考え方・哲学

 

この記事は脳科学者の中野信子さんの書籍「世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた」の紹介です。この本は、こんなあなたにオススメです。

  • 社会で活躍できる人になりたい
  • 世界で通用するスキルが欲しい
  • 効率的に自分磨きをしたい

著者は、世界で評価され活躍している頭のいい人たちと出会う機会に多く恵まれてきたと言います。

本書が皆さんの仕事、勉強、そして人生をより楽しんでいくことのお役に立つのであれば、これほど嬉しいことはありません。

ーー中野信子

と言っているように、本書では著者の経験をもとに、世界の頭のいい人たちの面白くてためになる生き方・考え方が満載です。本当に賢い人は、逆境も味方に付けて“したたか”に生き抜いていくことで、世界に通用する力を身につけるそうです。

どうしたら、そんなことができるのか?
詳しく内容をみていきましょう!

 

1. 世界で最もクリエイティブな都市は?

building beside body of water during night time

 

さて、ここで1つ問題です。世界で最もクリエイティブな都市はどこでしょう?

これは、フォトショップなどのアプリで有名なアメリカのアドビシステムズ社が、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本の5ヵ国の成人5,000人を対象に2012年の3〜4月に行なった創造性に関する調査です。そして、この調査結果による最もクリエイティブな都市、それは “東京” でした。

少し前の調査ではありますが、みなさんはこの結果をどう思いますか? やっぱり日本はすごいよね、そう素直に喜べましたか? 多くの人は、過去の栄光だとか、データの取り方がおかしかった、日本がトップ過大評価なのではと思ったのではないでしょうか。

 

なお、この調査では、自分自身をクリエイティブであると思うかどうか?についても、データ収集しています。結果、日本人は19%でダントツの最下位だったそうです。ちなみに、5ヵ国の平均は39%。日本は平均を大きく下回っています。

日本人の謙虚さは、美徳ととらえることもできるでしょう。現状に満足していないという意味では、向上心の表れとも言えます。しかし、この謙虚さによって、せっかくいい才能やスキルを持っている人が、その良さを発揮しきれないことも事実で、もったいないことです。

 

2. 世界で通用するために必要なこと

woman jumping on green mountains

 

著者が、世界で評価され活躍している頭のいい人に数多く出会った中で、強く思ったこと。それは、逆境も自分の味方に、したたかに生き抜いていくということです。これこそが、世界で通用する本当に賢い人の条件です。

特に、日本人にはそれが足りていないのではないでしょうか。日本人の実力は、決して世界に引けを取りません。むしろ、世界レベルで高い能力を持っています。

日本人が世界で通用するために、必要なことはなんでしょうか? スキル、それとも運でしょうか?

 

著者は、自分自身に対する正当な評価をすることだと言います。先ほどの例のように、日本人の多くは、自分には能力がないまたは低いと思っています。しかし、自分には何もないと嘆くのはもったいないことです。

自分の適性や可能性をよく観察・分析し、最適な方法で自分を活かしていくそう考える方が、より価値があって楽しい人生を送ることができるはずです。

 

3. 自分を過小評価せずに、初めの一歩を踏み出してみる

person in black long sleeve shirt and black skirt holding white leather belt

 

ここで、例えば日本の武道について考えてみてください。初心者が最初から真剣やフルコンタクトで試合をして、大怪我することはないですよね?

最初は型を学び、それを身につけていくことを大切にします。そして私たちの日常の振る舞いも、同じだと言えます。最初は難しいと感じるかもしれないけれど、ちょっと強引にでも新しい思考法で考えるようにしてみる。

 

何においても、初めの一歩があります。普段から心がけて、3週間ほど行動を続けると、自然とその型が出来てくるものです。理想の自分と比較して、過小評価したり、不安や恐れ、始めない理由を探したりするのではなく、とりあえず初めの一歩を踏み出してみることが大切だと著者は言います。

また、脳のメカニズムの観点からも、世界基準の自分を目指し、自らを磨くことを楽しめる人たちがいれば、まだまだ日本は大丈夫だと言っています。

 

4. 世界で通用する頭のいい人はどんな人?

man in black suit jacket figurine

 

そもそも、世界で通用する頭のいい人とは、どんな人なのでしょうか?

まずは、彼らの行動をみてみましょう。世界で通用する頭のいい人たちは、空気を読みません。日本には、周りと歩調を合わせることを美徳とす文化があるので、無理!って思うかもしれません。

  • 人の意向に自分を合わせることを全くしない
  • 周囲に合わせるのではなく、自分に合わせるようにする
  • 苦手なものは苦手と言って譲らない

 

なんだか堅物な人に思えますよね。しかし、こうした姿勢が大切だそうです。

頭のいい人は、苦手なことを克服するために時間や労力を使いません。自分の得意な部分を、ブラッシュアップすることに徹するのです。そして、自分にできそうもないことは、得意な人を探して任せる。誰かに任せることで、自分の苦手なところをカバーしてもらう。

でもそんなに頼っていたら、周りからの評価が下がるんじゃないの? と思った方、いますよね。実はこの方法が、良い結果を出すためには、非常に理にかなっているそうです。

 

5. 周りと比べて90点以上でできることに徹する

man and woman holding hands on street

 

人は誰かに頼りにされると嬉しいものです。苦手な部分はフォローしてもらう一方で、自分が得意なことは自分の能力をフルに発揮し貢献する。こうすることで、基本的には依頼を引き受けてもらえます。

そして、得意な部分で最善の能力を発揮することで、結果的には自分にも協力してくれた人にも、良い結果がついてきます。得意なことを担当するので、高い評価も受けるでしょう。

ただしこれは、自分の得意な分野を、誰にも真似できないレベル高めるからこそできることでもあります。どんな仕事でも60点レベルで無難にこなせるようになるのではなく、90点以上でできることで徹底的に自分の能力を活かしていく必要があります。

 

自分では30点以下のレベルでしかないことは、90点以上でできる人を探して任せる。

誰にでも得意得意があり、自分にとって難しいことをすべて抱え込んでしまうと収拾がつかなくなりますよね。世の中に、オールマイティーにこなせる人などほとんどいません。それよりも得意なことをとことん伸ばす方が良い結果を出るし、何より自分が楽しいはずです。

得意に徹することが、理にかなっているということがわかったけれど、具体的にどう進めるの?
と思った方、続きは後半では紹介していきます。「世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた」が気になった方はぜひ手にとってみてください!

 

 

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