日々読書していますか?
読書を習慣化しようと思っても、読み進めることが億劫になったり、なかなか続かないのが現状だと思います。
当ブログでは、これまでたくさんの読書術に関する本を紹介してきました。
今回はそれらの総集編として、厳選した読書術を一気にまとめます!
あなたにもしっくりくる読書方法が、きっと見つかるはずです。
1. 読んだら忘れない読書術
まずは、樺沢紫苑さんの書籍「読んだら忘れない読書術」です。
本書は、読書を習慣にしたい、読んだ内容を忘れずに記憶に残したい、人生に役立つ読書方法を知りたいという人に向けて書かれています。
読書によって得られる知識は、情報が古くなることはあっても、時間が経っても色褪せない価値を持ちます。
本から得られる実践的で応用が利く知識は、私たちの行動に移しやすく、人生に大きなメリットがあり、以下のようなポイントが本書で語られています。
- 読書の必要性とメリット: 健康、財産、時間、人間関係、自己成長、自己実現など、読書には多大なメリットがあります。読書の最終目標は自己成長であり、知識を実行に移すことが重要です。
- 記憶に残る読書の技術: 読書後に内容をアウトプットすることで記憶に定着させます。効率的な読書のためには、隙間時間の活用や、読書の時間を確保する工夫が必要です。
- 深い理解を目指す読書法: 量より質を重視し、読んだ内容を深く理解し、議論できるレベルに達することが大切です。深読みを意識することで、知識の深化と自己成長が促されます。
- 効率的な読書のための戦略: 隙間時間を活用し、時間管理と読書の目標設定を行うことで、読書の効率を最大化します。寝る前の読書は記憶の定着と睡眠の質の向上に役立ちます。
- 記憶に残る読書術6選: パラパラ読書術、ワープ読書術、ギリギリ読書術、ワクワク読書術、鉄は熱いうちに打て読書術、百聞は一見にしかず読書術など、読んだ内容を忘れないための具体的な方法が紹介されています。
より詳しくは、こちらの記事をご覧ください!
本書は、読書を通じて知識を深め、自己成長を促し、人生を豊かにするための読書法を教えてくれます。
興味のある方は、ぜひ樺沢紫苑さんの「読んだら忘れない読書術」を手に取ってみてください!
2. 現代病「集中できない」を知力に変える読む力 最新スキル大全
続いては、佐々木俊尚さんの書籍「現代病「集中できない」を知力に変える読む力 最新スキル大全」です。
本書は、読書のスキルを身に付けたい人、現代の情報過多の時代において、集中力を維持し、効率的に知識を吸収する方法を学びたい人に向けて書かれています。
以下、主なポイントです。
- 現代の知的生産に必須の前提: 現代は情報が溢れ、集中することが難しい時代。しかし、ニュースや情報を読み解くための流れを理解することで、全体像を把握することが可能になります。
- 多様な視点を獲得することの重要性: 一つのニュースや記事だけで物事を理解した気になるのは危険です。多様な視点から物事を見ることで、より深い理解が可能になります。
- 読むことで得た知識・視点を「知肉」にする: 読書の最終目的は、読んだことから得た知識や視点を自分のものにし、実生活に活かすことです。
- 名著・難解な本を読むコツ: 名著や難解な本を読む際には、ネットでの事前調査、入門書や解説書の活用、漫画版や映画版を探すことが有効です。
- 入門書・解説書を読む、漫画版や映画版を探す: 背景知識を得た後は、さらに理解を深めるために入門書や解説書を読むこと、また漫画版や映画版を探すことが推奨されます。
より詳しくは、こちらの記事をご覧ください!
本書では、集中力が続かないことを前提とした新しい本の読み方やアウトプットの方法を示しており、現代の情報過多の中でも効率的に知識を吸収するためのスキルを授けてくれます。
興味のある方は、ぜひ佐々木俊尚さんの書籍「現代病「集中できない」を知力に変える読む力 最新スキル大全」を手に取ってみてください!
3. 読まなくてもいい本の読書案内
3冊目は、橘玲さんの書籍「読まなくてもいい本の読書案内」です。
本書では、読みたい本が多すぎる現代において、どの本を読むべきか、そしてどの本を読まなくてもいいのかを見極める方法について解説しています。
以下、主なポイントです。
- 読むべき本が多すぎる問題: 現代は情報過多の時代であり、意識の高い人々は膨大な読むべき本リストを抱えています。しかし、これらのリストを一つ一つ読んでも、知性は必ずしも高まらないと橘さんは指摘します。
- 読まなくてもいい本の必要性: 世界には約1億3,000万冊の本があり、人生の有限性を考えると、すべてを読むことは不可能。そのため、読まなくてもいい本を決めることが重要です。
- 読むべき本と読まなくてもいい本の見分け方: 橘さんは、20世紀半ばから起きた「知のビッグバン」以前の書物は読書リストから除外することを提案します。
このビッグバンには複雑系、進化論、ゲーム理論、脳科学、功利主義などの分野が含まれ、これらの分野を押さえることで科学の最先端に効率的に到達できると述べています。
- 新しい分野の本の大まかな地図を手に入れる: 進化論や脳科学などの新しい分野に触れることで、難解で高尚なことを言っているに思える本でも、知のビッグバン以前に書かれたものかどうかを見分けることができるようになります。
より詳しくは、こちらの記事をご覧ください!
橘玲さんは、効率よく新しい最先端の知識を身に付けたい人に向けて、読むべき本の選定方法を提案しています。
哲学や思想も大切ですが、新しい知識を効率的に学びたい場合は、提案された方法を試してみる価値があると思います。
ぜひ本書、橘玲さんの「読まなくてもいい本の読書案内」も手にとってみてください!